皆さん、こんにちは。 宮川です。

今日は久しぶりの 「フォトレッスン」。

6回目の今回は、 「露出」 について~。。。

 

5回目だった前回には、 「プラス補正」 についてお話しました。

今回は、 「マイナス補正」 について書いていきますね。。。

 

 

その前に、ちょっと復習をしましょう。。。

 

< 露出とは >

簡単に言うと、 「光の量を調節する事」 です。

 

< プラス補正にする場合 >

基本的に、「白っぽいもの」 は プラス補正

明るく可愛く柔らかく 撮影したい、 「花」 「女性」 「子供」 「料理」 などは プラス補正が基本。

 

では、

< マイナス補正にする場合は? >

 

先にこちらの、お写真をご覧下さい。

 

プラス補正 → +2.7 で撮影したものです。

かなり、 「白っぽく」  色が飛んでしまっていますね。

 

「光の量が多すぎる」 のです。。。

 

では、こちらは如何でしょうか?

 

こちらは、マイナス補正 -3 で撮影したものです。

ちょっと 暗いかなぁ~ って感じですね。。。

 

3枚目のお写真は、

マイナス1.7 で撮影したものです。

 

目で見た色とも近く、 赤薔薇の雰囲気も出て来ていると思います。。。

 

 

 

 

 

 

左から順番に +2 +1 -1 -2   で撮影したバラです。

「マイナス側の方が 綺麗」 に見えますよね。。。

 

つまり赤いお色の場合は、 「マイナス補正」 が基本となります。

 

ウエディングドレスにも良く使われる 「赤」 と言うお色。

プラス補正を強くしてしまうと、ドレスの色が白っぽく写ってしまうんですよね。。。

 

 

色には、 「明度(めいど)」  明るさの度合いがありますが、

明度の低い 赤・黒・紫などは 撮影の際、 「マイナス補正した方が」 その色に近く綺麗に撮れるのです。

 

明度が高い? 低い? が分かりにくければ、

黒っぽいシーンや物は マイナス補正と覚えましょう。。。

 

結婚式で黒や紺など暗いお色目のタキシードの男性。

黒のモーニングの男性。 留袖の女性なども撮影時に黒い部分が多ければマイナス補正となります。

 

但し、女性のバストアップのお写真や、 お顔を撮影する時には

やはり、 「明るく、優しく、柔らかく撮る」 事が基本ですので、

その場合は、 「プラス補正」 にしましょう。。。

 

マイナス補正をしてしまうと、お顔が黒っぽく シワも目立ったりするので 要注意です!!

 

シーンに合わせて、 「露出補正」 をしてみましょう。。。

 

慣れないうちは、補正の数字を幾つか変えて、撮影する事をお勧めします。

そうやっていると、「この位なら プラス1ね」 とか 「これ位なら マイナスね」って、分かる様になって来ると思います。

 

あなたの、カメラの

「そのボタン」 ちょっと 右や左に 回すだけ。。。

 

ちょっとの一手間で、 写真は グッと 良くなります!!!!!

 

写真は一生残る 「宝物」。。。

宝物は 「綺麗」 に残したいものですよねっ(*^_^*)   by宮川

 

 

[補足]

普通に撮ると、白い紙も黒い紙も グレーに 写ります。

それは 「18%反射率」 というもの。

 

カメラに内蔵されている露出計は18%グレー(黒より少し明るいグレー)を基本に「適正露出」が決められています。

反射率100%を白とすれば白いものは暗く、逆に反射率の低い黒は白っぽく写りやすいのです。

そこで、正しく撮る為に、 「露出補正」 が必要となってくるのです。

ご参考まで。。。

 

ウエディングブーケ専門ショップ・アフロディーテ  https://wedding-f.com/

和風ブーケ専門店<えにし屋>  https://wafubouquet.com/

フラワースクール・花クラブ遊華   http://www.87-club.com/