皆さん、こんにちは。 宮川です。
もう６月。 早いですね～。。。
なんだか、追われている様な毎日です。
６月といえば、 「ジューンブライド」。
「６月の花嫁は幸せになれる」 という、ヨーロッパの言い伝えから来ています。
それは、結婚・出産を司る女神 「juno 」 が６月を守護する神でもある為。
「juno の祝福を受けて 幸せになれる」 と言われています。
又、６月のヨーロッパは 「気候・天候」が良く、ウエディングに相応しい月でもあるからですね。。。
今日は、そんな 「６月の花嫁」 のお話です。
まだ 寒い 年が明けたばかりの １月１８日。
ブーケ相談に、 「１人のお母様」 が、いらっしゃいました。
ドアを開けると、 そこには 「ホンワカ優しい」 イメージのお母様。
ご挨拶の後、 「お写真は、お持ち頂けましたか？」
そう聞くと、「はい」 と。
ドレス着用の娘さんの お写真と、 作りたいイメージのブーケのプリントアウトしたものを見せて下さいました。
ウエディングドレス（白）には、「ふんわり優しいイメージのキャスケードブーケ」
カラードレスには、「赤いユリのブーケ」 のお写真でした。
感心したのが、 「ふんわり」 のイメージを ハッキリ伝える為に、
２種類のお写真を準備されていた事！！
「私の好きなのは こんな ふんわり」
「こっちの フンワリではありません。」
と、２タイプを提示されたのです。
なんて、素晴らしい！！！
イメージを人に伝えるという事は、 かなり難しい 事だと思います。
その為に、イメージがあれば 「イメージに近いブーケ写真 をお持ち下さい」 と言っているのですが、
「こんなイメージでは 無い」 という お写真をご持参頂いたのは 初めての事でした。。。
「なんて、賢い人なんだろう！！！」 って、思った私です。
ご相談は、続きます。
キャスケードブーケは、小花使用のフワフワ揺れている様なイメージでしたが、
それに 「カサブランカ（大輪ユリ）」 を入れたいけれど、大丈夫ですか？ とご質問。
素材は、シルクフラワー（造花）がご希望でしたので、
「少し小さめを使えば 大丈夫です。」 とお答えしました。
ご相談後、キャスケードの制作日は 翌月２月２１日 となりました。。。
予約日 ３日前。
お母様から ご丁寧なメールがありました。。。
おはようございます。
初めて相談にお伺いしました１月１８日には、未経験者の私に丁寧にお話くださり本当にありがとうございました。
この１か月は娘の結婚以外の雑用に追われ、気がつけばブーケ作りの２１日まであと３日！
今日あたりから小さくスイッチが入り、なんだかとても楽しみな気持ち…幸せな気持ちになってきました。
うがい・手洗い・マスク着用の万全の体調でのぞみます☆
当日は超初心者のためご迷惑をおかけすることと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
先月お聞きするのを忘れてしまいましたが、当日必要な持ち物はなかったでしょうか？
なんて、素晴らしいんでしょ！！
なんだか、とっても嬉しくて 私の方が 幸せ気分に なっちゃいました★
早速、ご返信
こんにちは。
ご丁寧なメールを頂きまして、有難うございました。
当日は、元気な体一つで来て頂いたらOKです。
素敵なブーケにしましょう★
宮川 美智子
PS 制作当日は、もう一人 娘さんの為にブーケを作りにいらっしゃるお母様が。素敵な時間になると思います。楽しんで頑張りましょう＾＾
そして、制作当日。
お母様は、ちょっと 「緊張気味」。
「初めての作業ばかり」 でしたが、 丁寧に、 そして 手際良く
花材に ワイヤーをかけ、 テープを巻いて言って下さいました。
パーツが出来あがったら、「組み上げ」作業です。
一度 キャスケードブーケを作ってみせてから、お母様に 「組み上げて」いって貰いました。
キャスケードブーケって、 経験者でも 結構難しいものなのです。
お母様の横に立って、 「もっと上」とか 「もっと右に」 とか言いながらの作業でしが、
「持っているだけでも 手と腕が 辛かった」 はずです。
でも、「長さは どの位にしますか」 とか
「この花の位置は、こっちか こっち どっちがいいですか？」 の私からの問いにも、
キチンとご自分の考えを言われていましたね。
ある程度やり方が分かると、あとはご自分で やっていける 「チカラのある」お母様でした。。。
そうして、出来あがったのが、 こちらの お写真です。
【 スタイル 】 → キャスケードブーケ
【 素材 】 → シルクフラワー（造花）
【 花材 】 → カサブランカ・バラ・スカビオサ・アストランティアマイヨール・アイビー
【 色目 】 → 白・グリーン
【 イメージ 】 → ふんわり優しいイメージ
横姿も綺麗に仕上がりましたね。。。
お花の向きも いい感じです＾＾
「カサブランカ」は、大きくて 「硬い」イメージのお花。
それをどうやって 「フンワリにするか？」 が、 今回の大きなポイントでした。。。
「フンワリ」 にするべく、 先ずは 「花材にこだわりました。」
●カサブランカは 大き過ぎない事。
●バラは 「カップ咲きの コロン」 としたもので、 「茎が柔らかい事」
●フンワリ感を持つ 花材を合わせる事。
●初心者のお母様が作りやすい花材である事。
そして、次は 「組み上げ方」。
●「面構成」 にしない事。
●茎は曲げて、うねりを付ける事。
お花どうしが同じ高さで、「密集」していると 、「ベッタリ」 したイメージになってしまいます。
フンワリに見せる為には、「隙間」 が必要なのです。
そして、その隙間から 「うねったライン」 や 「曲がったライン」 が見える方が 「フンワリ」と感じるのです。
お母様は、上手に お花に 「デコボコ」をつけて、 フンワリ上手に作って下さいました。
そして、翌日には お礼のメールも。
おはようございます。
昨日は長時間のご指導ありがとうございました。
夜、仕事から帰った娘に見せたところ、『すごく可愛い！』
ほぼ先生のおかげなのに、『お母さんに作ってもらった』感たっぷりのブーケになりました…感謝です☆
「ご謙遜」 な文面でしたが、「娘さんの喜びよう」 が素直に伝わってきて
私を嬉しくさせてくれたメールでした。。。
そして、このメールには 続きがありました。
来月挑戦するカラードレスのブーケですが・・・
つたない私の説明で、先生が造ってくださった土台を伝え、ブロンズシルバーの花材
の写真を見せて遅くまで話込みました…
娘の希望するイメージは先生のブログ9/30 10/13に載っていた《お花にフリルりぼんやオーガンジーの布材がまざったもの》
《布材でドレスとなじむ感じ》のようです。
土台がある・なしにはこだわらないのですが、昨日見せていただいた土台は娘のイメージよりすこし大きいように感じました。（出来上がりの想像が不十分なのにスミマセン）
それから、あのブロンズシルバーのお花は素敵で、バッチリ使ってほしいみたいです。
加える赤のお花はきつくなりすぎない感じがいいなっとのことで、なじませるあのアジサイのように見えたお花もお任せしますと言っていました。
まわりに所々３種類位つけるとおっしゃっていたフリルとか布材には透けた白に近い明るいものもすこし入れてほしいと、、ド素人のたくさんの希望を申しましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
○○ ○○
PS 娘のシルバーのドレスは「ジョイフル恵利」のホームページの中、上戸彩の「U」というブランドのページで上戸彩さんが着ている写真があります。
当日はその写真のように髪をまとめるようです。
お時間がありましたら見てみてください。
ドレスの色も持参した写真より実物に近いです☆
カラードレス用ブーケについての文面でした。。。
上に書いてある様に、「上戸 彩 ちゃんのドレス」 。
ドレス自体は シルバーで 「クール」なイメージだったのですが、
花嫁のご希望は 「可愛く・キュートに」 。
「クールビューティー」 なドレスに、どうやったら
「シルバーと赤」を使って 「可愛く」仕上げられるか？？？？？？？？？？？？？
本当に 「悩みました！！！！！」
「赤とシルバー」 の組合せが 「カッコイイ」イメージで、 「可愛い」 と真逆にあるから。
「悩みに悩んで」、 どんなブーケになったでしょうか？
次回は、ママの手作りブーケ第２弾 「カラードレス編」 です。。。。
是非是非、ご覧あれ。 お楽しみに～(@^^)/~~~ ｂｙ宮川
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